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ファイナンシャルプランナーのつぶやき

2013/7/23 火曜日 5:58 PM

7月11日付け大分合同新聞

自己資金と人生設計を

人生の中で最も高価な買い物といわれるマイホーム。それだけに、事前に比較検討を重ね慎重な購入が重要です。土地、建物、住宅ローン、税金のことなど、注意点はたくさんありますが、今回は住宅ローンと金利に絞ってお話をしたいと思います。

まず、住宅ローンを組む際の注意点を2点。1点目、物件価格の2割から3割程度の自己資金を準備しましょう。頭金ゼロでOKとする銀行も増えていますが、頭金ゼロで家を買ってしまうと、万一の時売りたくても売れない逆ザヤ物件の状態や、ローンの借り換えのときに借り換え金額より評価が低い期間が長く続きリスクが大きくなります。実際の諸費用や入居後にかかる費用のことも考え自己資金は物件価格の3割を目標にしましょう。2点目、物件を選んで資金を考えるのではなく、ライフプランで予算を組んでから予算に合った物件選びをすること。よくあるケースで、物件を見て夢ばかりが先行し、これくらいなら支払えるだろうと安易に契約してしまい大変な状況に陥ることがあります。

住宅を購入したころは、教育費など、まだそれほどかからないのですが、子どもが大きくなるにつれ、家計の支出も増え、その中で、さらに大学の費用や老後資金などの貯蓄をつくっていかなければなりません。住宅購入で大切なことは、その時点で支払えるかではなく、生涯にわたるキャッシュフローで、無理がないかをしっかり確認することです。

さて、いざ住宅ローンを組む場合、ローン選択は悩むところです。今は銀行によっても金利が違っていますし、どのタイプのローンを選択するかによっても、違いが出てきます。主な金利のタイプを上げてみましょう。変動金利は、最初の金利は安いのですが、一定期間ごとに適用金利が見直されます。返済額は金利が変わるたびでなく、5年ごとに見直し(再計算)が行われますので、金利が上がることで利息額が増えていても、返済額は変わりません。きちんと支払っているのに、元金が減っていないケースも出てきます。また、5年ごとに支払額が増え、家計を圧迫するリスクもあります。全期間固定なら、そういったリスクもなく安心なのですが、金利は高めですよね。金利の上昇が予想される、現在のような経済情勢では、固定を選択するのが一般的といわれていますが、「10年固定金利」などの一定期間「固定金利選択型」を利用すると金利も安く、借入額や支払期間によってはリスク軽減もできます。今は銀行によっては固定金利と変動金利を組み合わせて借りる「金利ミックスプラン」あります。諸経費が多めにかかったり組み合わせの比率によって効果も違ってきますが、上手に利用すれば「お得と安心」の両方が取れます。金利のメリット、デメリットをしっかり把握して、店頭金利や優遇金利など考慮に入れながら決定する必要があります。いずれにしろ、言われるがまま決めるのではなく、相談して正しい情報を入れて決定しましょう

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