2021/12/22 水曜日 3:21 PM
損なの!?得なの!?公的年金!!
今回は前回の記事に引き続き、
納める年金や受け取る年金を概算値で見ていく事で
公的年金を損得勘定の視点から考えていきたいと思います。
前回の記事では、『納める年金の何割が将来受け取れるのか』という視点から考察していきました。
☆前回の記事はこちらから
ですので今回は、『支払う保険料』を見ていきたいと思います。
厚生年金の保険料率は平成29年9月から18.3%に固定されていますので、
『厚生年金の保険料=年収×18.3%』
という計算式で、1年間の保険料が算出できます。
ちなみに厚生年金は『労使折半』のため、
被保険者の実質負担率は『年収×9.15%』となります。
仮に年収500万円のひとであれば
『500万円×9.15%=約45.8万円』
が1年間の概算保険料となります。
仮に年収500万円のまま、40年間年金を納め続けると、合計額は1832万円(45.8万円×40)です。
一方の受取額を見てみると、基礎年金は40年間の満額支給で約78万円
厚生年金は2.7万円×40年=108万円(前回記事参照)
78万円+108万円=186万円
上記の計算上、年間で受け取れる老齢年金は186万円となります。
納めた合計額は1832万円なので、
10年後には受け取る額が納めた額を上回り始めます。
このように損得勘定で考えてみると、年金制度も『意外と悪くない』ということがわかると思います。
それもこれも、厚生年金が労使折半のおかげといえるでしょう。
改めてお勤めの会社に感謝、感謝ですね。
ちなみに、今回の計算式は、
あくまで細かい計算を省いた概算値での計算の為、
実際の場合はもう少し変動があろうかと思います。
ご自身の年金に関して、細かく理解したいといった方は、
無料相談を受け付けていますので
別途お問合せフォームよりお申し込みください。

今回は前回の記事に引き続き、
納める年金や受け取る年金を概算値で見ていく事で
公的年金を損得勘定の視点から考えていきたいと思います。
前回の記事では、『納める年金の何割が将来受け取れるのか』という視点から考察していきました。
☆前回の記事はこちらから
ですので今回は、『支払う保険料』を見ていきたいと思います。
厚生年金の保険料率は平成29年9月から18.3%に固定されていますので、
『厚生年金の保険料=年収×18.3%』
という計算式で、1年間の保険料が算出できます。
ちなみに厚生年金は『労使折半』のため、
被保険者の実質負担率は『年収×9.15%』となります。
仮に年収500万円のひとであれば
『500万円×9.15%=約45.8万円』
が1年間の概算保険料となります。
仮に年収500万円のまま、40年間年金を納め続けると、合計額は1832万円(45.8万円×40)です。
一方の受取額を見てみると、基礎年金は40年間の満額支給で約78万円
厚生年金は2.7万円×40年=108万円(前回記事参照)
78万円+108万円=186万円
上記の計算上、年間で受け取れる老齢年金は186万円となります。
納めた合計額は1832万円なので、
10年後には受け取る額が納めた額を上回り始めます。
このように損得勘定で考えてみると、年金制度も『意外と悪くない』ということがわかると思います。
それもこれも、厚生年金が労使折半のおかげといえるでしょう。
改めてお勤めの会社に感謝、感謝ですね。
ちなみに、今回の計算式は、
あくまで細かい計算を省いた概算値での計算の為、
実際の場合はもう少し変動があろうかと思います。
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