2021/11/8 月曜日 2:48 PM

◆配偶者控除とは
居住用不動産の贈与において、婚姻期間20年以上の場合に適用できる、贈与税における特別な控除制度です。
いわゆる『おしどり夫婦のご褒美制度』でもあるので、条件を満たす場合、有効に利用していきたい制度のひとつといえます。
本制度は主に相続対策の選択肢として有力で、
例えば
平均寿命が女性(妻)より短い男性(夫)が自宅の名義人の場合、
最終的に夫名義の居住地は妻に『相続財産』として引き継がれることで、相続税が発生するケースが考えられます。そのため、予め妻に名義を変更しておくことは、相続対策として効果的といえるでしょう。
また、配偶者控除は、暦年控除(110万円)との併用が可能となっています。
したがって、配偶者控除を適用した場合、2000万円(配偶者控除)+110万円(基礎控除)で、合計2110万円の控除が可能となります。
適用にはいくつかの条件や注意点もありますが、それでも2000万円の控除は大きいと思いますので、前向きに検討したい制度の一つといえそうですね。
本制度に興味がある、または検討されている方は、注意点などもより詳しく、原則無料でお話できますので、お問合せフォームよりお気軽にご連絡ください。
それでは本日も、みなさまにとって素敵な一日になりますように(*^^*)
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