2022/1/15 土曜日 3:40 PM
知っているようで知らない生命保険のメリット
公益財団法人の生命保険文化センターの調査では、
日本人の約8割が生命保険に加入しているという発表がされていますので、
おそらくほとんどの方々は、なんらかの生命保険に加入しているのではないかと思います。
しかし、ファイナンシャルプランナーとして、日々様々な方々の相談に応じている中で、意外とご自身が加入されている保険商品をきちんと理解されていないと感じる機会が多かったので、
改めて生命保険の効果や、加入するメリットに関して、解説していこうと思います。
保険の効果・活用
①生活の保障
生命保険の最も大きな役割は、一家の働き手を失った場合に、遺族の生活保障となってくれることです。
残された配偶者が子供を抱えて働きに出るのは並大抵のことではなく、特に小さな子供がいる場合には、教育費も見込んでおく必要があります。
もちろん、生活保障といった意味では、積立預金をしておくのも良いのですが、昨今の金利状況の中で、預金残高の増加を望むことは一層難しくなっていきています。
その点、生命保険は加入した翌日から満額の保障がつくといった点が大きく、精神的にも安心感をもたらしてくれることでしょう。
②保険料の控除
生命保険料等(保険金の受取人のすべてが納税者本人、配偶者、その他の親族に限る)を支払うことにより、所得税・住民税において、一定の範囲で控除することができます。※対象とならない保険もあるので注意が必要です
③非課税枠の活用
仮に生命保険の被保険者が亡くなってしまい、相続財産として生命保険金を受け取った場合には、「500万円×法定相続人」の非課税限度額が適用されます。
例えば相続人が配偶者とお子さん2人であったとするならば、1500万円まで相続税は発生しないということになります。
④遺産分割の調整
例えば兄弟で半分ずつ遺産分割を行おうとした場合でも、相続財産は種々雑多であり、きちんと半分ずつ分割できないといったケースも多いのですが、生命保険金は現金で受け取れますので、その調整として柔軟に使うこともできます。
いかがでしょうか?
これらの生命保険は、
「みんな加入しているから」
「必要だと思うから」
と加入してみたはいいものの、メリットや活用法をあまり理解していなかったり、保険や保障内容を空で言えるといった方は意外と少数派です。
保険商品も税制大綱も、毎年新しくなったり、変化していたりするので、
定期的にご自身の加入されている商品の棚卸を行って
見える化をしてみることも、必要なことではないかなと思います。
もし保険商品の見極め方や、判断の仕方がわからないといった場合は、
私たちファイナンシャルプランナーにご相談いただければと思います(^^)/
※相談料も原則無料で対応しております。
お問合せフォームよりお申込みください。

公益財団法人の生命保険文化センターの調査では、
日本人の約8割が生命保険に加入しているという発表がされていますので、
おそらくほとんどの方々は、なんらかの生命保険に加入しているのではないかと思います。
しかし、ファイナンシャルプランナーとして、日々様々な方々の相談に応じている中で、意外とご自身が加入されている保険商品をきちんと理解されていないと感じる機会が多かったので、
改めて生命保険の効果や、加入するメリットに関して、解説していこうと思います。
保険の効果・活用
①生活の保障
生命保険の最も大きな役割は、一家の働き手を失った場合に、遺族の生活保障となってくれることです。
残された配偶者が子供を抱えて働きに出るのは並大抵のことではなく、特に小さな子供がいる場合には、教育費も見込んでおく必要があります。
もちろん、生活保障といった意味では、積立預金をしておくのも良いのですが、昨今の金利状況の中で、預金残高の増加を望むことは一層難しくなっていきています。
その点、生命保険は加入した翌日から満額の保障がつくといった点が大きく、精神的にも安心感をもたらしてくれることでしょう。
②保険料の控除
生命保険料等(保険金の受取人のすべてが納税者本人、配偶者、その他の親族に限る)を支払うことにより、所得税・住民税において、一定の範囲で控除することができます。※対象とならない保険もあるので注意が必要です
③非課税枠の活用
仮に生命保険の被保険者が亡くなってしまい、相続財産として生命保険金を受け取った場合には、「500万円×法定相続人」の非課税限度額が適用されます。
例えば相続人が配偶者とお子さん2人であったとするならば、1500万円まで相続税は発生しないということになります。
④遺産分割の調整
例えば兄弟で半分ずつ遺産分割を行おうとした場合でも、相続財産は種々雑多であり、きちんと半分ずつ分割できないといったケースも多いのですが、生命保険金は現金で受け取れますので、その調整として柔軟に使うこともできます。
いかがでしょうか?
これらの生命保険は、
「みんな加入しているから」
「必要だと思うから」
と加入してみたはいいものの、メリットや活用法をあまり理解していなかったり、保険や保障内容を空で言えるといった方は意外と少数派です。
保険商品も税制大綱も、毎年新しくなったり、変化していたりするので、
定期的にご自身の加入されている商品の棚卸を行って
見える化をしてみることも、必要なことではないかなと思います。
もし保険商品の見極め方や、判断の仕方がわからないといった場合は、
私たちファイナンシャルプランナーにご相談いただければと思います(^^)/
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